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エレベーターに通信連携無しで乗ることができる配送ロボット「GAEMI」を病院で国内初実証実施

2024年3月13日


神奈川県のロボット実装促進センター(受託事業者:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社)が募集した導入実証サポートにて、湘南鎌倉総合病院での実証が採択されました。湘南鎌倉総合病院では、アームによりエレベーター等の操作が可能な自律移動ロボット「GAEMI」を活用し、コンビニ商品の病棟までの配送や、カルテの配送を実証しました。





令和5年度神奈川県 ロボット実装促進事業の概要


神奈川県内の病院や商業施設等を対象に、施設が抱える人手不足の問題などさまざまな課題を掘り起こし、ロボットの活用によって業務効率化や生産性の向上を図るなど課題解決を支援しています。


配送ロボット「GAEMI」の概要

GAEMIは、エレベーターやセキュリティーゲートとの直接的な連携を必要とせず、組み込まれたアームを利用してエレベーターのボタンを操作することや、ICカードを用いてセキュリティエリアへのアクセスを実現します。これにより、ハードウェアの改修を要することなく、異なる階への移動やセキュリティが強化されたエリアへの荷物運搬が可能になります。


[ロボット情報]

メーカー:ROBOTIS社(韓国)

⼤きさ: 540mm×500mm×1150mm

重さ  : 64~75kg(オプションによって異なる)

画⾯  : タッチパネル 8インチ

ロボット紹介動画 :




湘南鎌倉総合病院での実証実験の概要

実施場所:湘南鎌倉総合病院

実施期間:2024年2月5日~2月21日

ロボットによる提供機能:

GAEMIが以下の配送業務を行います。

・13階から3階までのカルテの配送

・13階から1階コンビニまでの商品おつかい代行


ロボットの動画

・セキュリティーゲートの通過: https://youtu.be/WX9fE4XxF0c

・エレベーターの乗り降り: https://youtu.be/uPblwNS1ZFo


湘南鎌倉総合病院の概要

神奈川県鎌倉市に病床数368床で開設された湘南鎌倉総合病院は、地域のために救急要請など「断らない」医療を実践しながら、多様化・拡大する医療ニーズに対応できる体制を整えてきました。2021年、陽子線治療、PET/CT、再生医療など最先端の医療を必要な方々に提供できるよう、先端医療センター棟を竣工、続いて2022年には、増加する地域の救急医療ニーズに対応すべく、救命救急センター・外傷センター棟を竣工しました。現在は669床を有する総合病院へと成長を遂げています。


名称:医療法人 徳洲会 湘南鎌倉総合病院

場所:神奈川県鎌倉市岡本1370-1

 病院HP:https://www.skgh.jp









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